webapp 版の "Hello, world!"

Google App Engine SDK for Python の解説ページでは動作確認として、簡単な helloworld1 アプリケーションを作りました。 ここでは、そのプログラムを webapp フレームワークで書き直してみます。

まだ 基本的な CGI版の Hello, world を作っていない人は先に作っておいてください。

helloworld.py の書き換え

さて、helloworld.py を次のように書き換えます。

from google.appengine.ext import webapp
from google.appengine.ext.webapp.util import run_wsgi_app

class MyPage(webapp.RequestHandler):
	def get(self):
		self.response.headers['Content-Type'] = 'text/plain'
		self.response.out.write('Hello, webapp!')

application = webapp.WSGIApplication([('/', MyPage)], debug=True)

def main():
	run_wsgi_app(application)

if __name__ == "__main__":
	main() 

そこで、同様にブラウザから http://localhost:8080/ を要求します。

webapp

いかがでしょうか。上記のスクリーンショットのように Hello, webapp! が表示されましたでしょうか。 このように表示されれば成功です。

まぁ、ここまでだと、コード量がグッと増えただけなので webapp のメリットを感じることはできませんよね(笑) webapp を用いることによるメリットについては少しずつみていきます。