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Google Cloud SQL の特徴と制限
Google Cloud Platform (グーグルクラウドプラットフォーム) はグーグルが提供するクラウドプラットフォームサービスです。いわゆる PaaS ってやつですね。
グーグルクラウドプラットフォームでは、ストレージサービスをいくつか提供しています。
Google Cloud SQL はそのひとつで、リレーショナルデータベースサービスを提供しています。
より具体的に言えば、MySQL データベースを利用するためのサービスです。
Cloud SQL の特徴
MySQL が利用可能なクラウドサービスである、というのがそもそもの基本ですが、主な特徴として次が挙げられます。
- 16GB RAM / 500GB までのストレージが利用可能
- Google Developer Console からインスタンスが作成及び管理可能
これは実際簡単です。 - インスタンスは US, EU, アジアで利用可能
- 複数のゾーンでの同期・非同期レプリケーション可能
- mysqldump を利用したインポートとエクスポート
- SSL 上の接続をサポート
- Java, Python, PHP 及び Go で記述した Google App Engine アプリケーションからも利用可能
一方、以下のような制限事項があります。
- 個々のインスタンスは 500GB まで
- ユーザー定義関数は利用不可
- 以下の MySQL ステートメントは利用不可
- LOAD DATA INFILE
- SELECT ... INTO OUTFILE/DUMPFILE
- INSTALL/UNINSTALL PLUGIN ...
- CREATE FUNCTION ...
- LOAD_FILE()
- SUPER 権限は利用不可
- SHA2() 関数は利用不可
このようにいくつか制限はありますが、利用は大変簡単であり、また小さなインスタンスからはじめれば、 固定IPのオプションなどをつけても、月々数10ドル程度の予算で開発を開始できるなど、とても手軽に利用可能なサービスです。(料金などは具体的にはご自身で計算してくださいね)
高いサーバーを購入する前に、一度検討する価値は十分あります。
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